映画のロケ地「玉手橋」のさらに下流、石川最下流に架かる石川橋を渡って見えた風景【藤井寺市】
南河内地域を南北に流れている石川は、和歌山県との境付近が源流で、河内長野市、富田林市、羽曳野市、藤井寺市と流れて大和川と合流します。
そんな石川の最上流に架かる橋は、蔵王峠橋と考えられます。ここは和歌山県との県境蔵王峠のすぐそばにある橋で、石川本流の源流近くにあります。


では、石川の最下流に架かる橋の名前は何というのでしょうか?地図で調べると石川橋のようです。

石川橋は映画「国宝」でのロケ地として一躍脚光を浴びた「玉手橋」よりもさらに下流にある橋です。石川橋を過ぎた石川は900メートルほど先で大和川と合流します。

玉手橋から石川河川敷を下流方向に歩いていくと、石川橋が見えてきました。富田林市内にある石川サイクル橋は自転車と歩行者専用ですが、石川橋は車が通れる橋。見た限りで車の往来が多い橋だなと感じました。

私は公共交通派なのであまり関係がないのですが、石川橋を調べてみると、周りに車が通れる橋が少ないエリアのため朝夕の時間帯は、「渋滞になることが多い」という口コミが目立ちます。休日のお昼前に歩道を歩いてみました。

このような看板を発見しました。石川橋の近くは河川の管理する境界線近くにあり、画像にあるように石川は大阪府が管理しているのに対して、合流点も含めて大和川の流域は国土交通省が管理しています。川によって管理が変わるといったことも歩いているからわかることですね。

石川橋の前に来ました。

石川橋と明記されています。

塗装が剥げてきているのが気になりますが歩いていきます。石川橋のことを詳しく紹介している。藤井寺市の交通(外部リンク)によると、石川橋は1873(明治6)年に初めて架けられたそうです。現在の橋は1955(昭和30)年3月とあるので、もう70年以上経過しています。

車道の横に歩道があるので歩きやすいです。また橋が架けられる前はすぐ近くに渡し船があったそうです。それは堺と当麻を結んでいた長尾街道とのこと。

橋を渡りながら上流方向を見ます。玉手橋が見えました。

今回は柏原市側から渡っており、渡り終えた先は藤井寺市になります。

日曜日のお昼前でこの車の量、確かに渋滞しやすい橋だと思いました。それでも70年前と比べて橋の幅が広がっているそうで、1984(昭和59)年、北側に新たに橋脚・橋桁を設置して東行き車線用の橋を設けました。そして従来の橋(2車線)は西行き専用として右折レーンが設けられたそうです。

後日橋桁部分を拡大してみると確かに、橋桁が後から拡張している痕跡が見られました。

橋を渡り終えました。河川敷にはサイクリング道が続いているのが見えます。

下流側を見ます。この先に大和川との合流点があるはずですが、ここからそのあたりは見えませんでした。ただバックに見える山は大和川の対岸にあることだけは確かです。何気なく渡る橋も「その先に何があるのか?」と考えながら歩くと、楽しめますね。

石川橋
住所:大阪府藤井寺市道明寺3丁目4
アクセス:道明寺駅から徒歩7分
石川橋と道明寺線との意外な関係
