南河内で初めての都!反正天皇丹比柴籬宮跡地に鎮座する柴籬神社。歯神様と歯磨き面も境内に【松原市】
地域に住んでいる人たちの活動には、時に興味深い物語を解き明かすことがあります。今回の記事は、世界遺産・百舌鳥古市古墳群の背景に河内王権が指摘される中、南河内では珍しく18代反正天皇が宮を置いたと伝わるのが丹比柴籬宮跡(柴籬神社)です。日本書紀で平穏な豊作の時代と称された天皇は、生まれつき美しい歯並び(瑞歯別命)だった伝承から、境内には日本唯一の「歯磨き面」や歯の神様が祀られています。
南河内ニュース/奥河内から情報発信
2026.07.12
読者限定
南河内や堺市の北側には、世界遺産である百舌鳥古市古墳群があります。古墳群の中にある巨大古墳の数々の背景には、河内王朝と呼べそうな河内の王権といえる勢力が存在した可能性があったことが指摘されています。
その時期としては、応神天皇から允恭天皇(いんぎょうてんのう)の頃、つまり4世紀後半から5世紀中期ごろが該当するとされていますが、南河内地域には天皇の宮(都)は、ほとんど造られていません。例外的に18代反正天皇が現在の松原市に宮を置いたという伝承が残っています。
丹比柴籬宮の伝承
